冬ですね。
最寄駅までチャリ通勤なので、手と耳が毎日千切れそうです。
こんにちは!くろぴちです。
遅ればせながら、2019年もどうぞよろしくお願い致します!
はい。
つづき!
遅くなりました…
まだ読んでくださる方がいたら、心の中でそっと感謝申し上げます。
とりあえず、1回目の手術が終わったところまで書きました。
●治療の流れ●
2016/09/26▷左胸乳がん告知
2016/11/04▷FEC第1回目投与
2016/11/25▷FEC第2回目投与
2016/12/16▷FEC第3回目投与
2017/01/20▷FEC第4回目投与
2017/02/17▷ドセタキセル第1回目投与
2017/03/10▷ドセタキセル第2回目投与
2017/04/14▷ドセタキセル第3回目投与
2017/05/12▷ドセタキセル第4回目投与
2017/06/05▷乳輪乳頭温存皮下乳腺全摘術+エキスパンダー挿入術(10日間入院)
2017/07/21▷ノルバデックス服用開始
2017/08/18▷ゾラデックス皮下注射開始
2018/02/19▷インプラント入れ替え術(9日間入院)
ドセの頃になると、3週毎の投与のはずが全然打ててませんね。
白血球と好中球がまじで全然回復せず、何回も延期になったのでした(><)
しかし、噂のジーラスタは未経験です。
インスタ仲間の皆さまは、わりとジーラスタぶち込んでます!!って方が多かったので、密かに(わたしやらなくていいのかね?)と思っておりました。
が、主治医、あなたはしなくていいです。とバッサリ。
ええんかーい。
では、手術後のことを少し書きたいな〜と思います。
地獄のような術後当日を過ごし、ようやく朝を迎えたところから。
朝6時前に
「おはようございます!どうですか?トイレまで歩けたらまず尿管取りますね」
と看護師さんが来て下さいます。
身体には、尿管、フットポンプ、点滴がまだ付いたまま。
夜の時点で身体を起こせるようになっていたので、「はい!行きます!」とノリノリでベッドから足を下ろしました。
看護師さんめちゃくちゃ焦って、「ゆ、ゆっくりでいいですから…!!!!」ってなってた。すみません。
総室だったんですが、他の患者さんももう起きてたので「がんばれー」みたいな感じでゆるく応援してくれてて。
部屋の外にあるトイレまですたすた歩きます。
まじ全然ヨユー。
おトイレで看護師さんが尿管抜いてくれるんだけど、あの…にゅるっと抜ける感じめちゃくちゃきもちわるいよね。
でも抜いたら超スッキリ!感動!!
残るは点滴だけになり、自由っていいなぁ…と思ったのもいい思い出です。
そのあと朝食が来るのですが、約30時間ぶりの固形物…(><)う、うれしーい…!!!!
そわっそわして待ったよね!!笑
痛み止めが効いてるので、無理にひねったり、変な体勢にならなければ、身体は全然大丈夫な感じでした。
朝食後、主治医登場。
先生「どーお、調子は」
わたし「ちょっと違和感があるけど、基本的には痛くないです〜!」
先生「え?本当に?うーん、形成外科の先生が筋肉上手いこと剥がしてくれたんやなぁ」
わたし「は、剥がす???」
前回も書きましたが、手術は、乳腺外科(主治医)がまず皮下乳腺全摘+センチネルリンパ節生検を行い、続いて形成外科の先生がエキスパンダー挿入+縫合をしてくれたんですね。
なので、エキスパンダーを挿入する隙間を作るために、形成外科の先生が大胸筋を剥がす、という作業をしてくれたようです。
……こわ。
ほんでこの説明、手術直後にも聞いてたらしいけどほぼ記憶にない。笑
先生「わたしの手術は巻きで終わったから。めちゃくちゃ順調やったから」ドヤドヤ
先生かわいい。めちゃくちゃドヤってるやん。
とにかく、あんまり動きすぎないように、ということだけ聞いて、あとは自由に過ごしていいよ〜ってな感じでした。
先生はわたしの点滴を抜いたらすぐに別の患者さんのとこに。
毎朝全患者さんを見回るの大変だろうな……
朝10時ごろ、看護助手の方が「頭洗いたい人いますかー?」と呼びに来てくださったので、「はーい!はいはい!」と手をぴーんと伸ばそうとした時にいたたたた!!!ってなって、あ、そうやった…って後悔しましたよねっ
何故術側の手を挙げる!!!!ばか!!!
まじでどんくさいやつ…
病棟の外にある美容室みたいなとこに連れてってもらい、持参したマイシャンプーで頭を洗ってもらいました。
とはいっても、まだまだ抗がん剤でおハゲたん頭なわけで。
髪っていうか地肌を全身用シャンプーでガーッと洗ってもらったなって感じでした。
その気になれば、病室の洗面台でいつでも洗えたんやけどね。やっぱ他人の手で洗ってもらえると気持ちよさが全然違うよね〜〜
さっぱりした後は病室に戻ってごろごろ。
ちょっとテレビ観てたらすぐお昼ごはんです。
わたしは大阪国際がんセンターに入院してたんだけど、当時の成人病センターから移転してまだ3ヶ月くらいの新築病院だったんですね。
当然病室も異常なほど綺麗だし、入院食も美味しい♡
景色も最高♡

どーん。13階やで。
さて午後は、15時から面会オッケーなのでそれまでヒマ。
すっかり痛みも落ち着いてるので、談話室までお茶を取りに行ったりしてのんびり過ごします。
ぼーっとDVD観てたらまたまた看護助手さん登場。
「今日お風呂入る人いますかー?」と言われ、そういえばお昼ごはんの時に、今日から下半身シャワーOKって言ってた!!!ってなって。
上半身はドレーンが繋がってる状態なので、シャワーが掛からないようにしたらいいよ〜とのことでした。
手術前日に入ったきりだったので、これはうれしい☺︎
手伝おうか?って言われたけど、今後のためにひとりでやってみます!って言ってチャレンジ。
ぜーんぜん余裕。
痛み止め飲んでるし、傷口はがちがちに固定されてる+片胸帯を付けてるので多少動かしても大丈夫だし。
そこで初めて、大きい鏡で自分の傷口とご対面しました。
わー痛々しい!!笑
でも思ったより綺麗!!!

この写真はたぶん術後2日目とかですかね。
わかりにくいけど、胸もちゃんと盛り上がってて、パジャマの上からだと手術前とほぼ変わらない感じでした。
ささやかながら膨らみがあるので喪失感は全くなし。
いろんな選択肢がありますが、素直に先生ありがとう…!って気持ちになりました◎
15時にお母ちゃんが来てくれまして、改めてよく頑張ったね〜ってな感じやったんですが、ほんまに本人より家族の方が疲れるやろな…とか考えたりしてました。
なんし本人寝てるだけやからな。
うちは義父とお母ちゃんが付き添い?で、手術当日来てくれてたんやけど、手術だけで5〜6時間あるし、終わってからも酸素マスク付けて苦しむ娘を見ないといけないし。
家と病院の往復だけでも面倒だろうに、毎日話し相手させられて。笑
いやー、ほんまにありがとうお母ちゃん!!
さて!
夜ごはんが18時くらいに出てくるので、まだお母ちゃん居たんですね。
そしたらごはん中に主治医登場。
「お!美味しそやね」とか言いながら。
ちょっと傷口見せてー、と言われてべろんとパジャマをめくります。
先生「……うん、問題ないね。んん?テープ剥がれてるけどなんか腕動かした?」
私「え??ふつうに下半身シャワーしたり下のコンビニ行ったり病棟歩きまわってました」
先生「……あーそれは動きすぎですね。お母さんもあんまりうろちょろさせすぎないでね」
まじか。
母娘揃って注意されたよ。
わーいこんなに動けるーー、ってはしゃいでたけど、確かに、昨日全身麻酔してたんやったわ。
その後形成外科の先生も来てくれて、問題なし!とのこと。
退院までにはリハビリ科から運動指導があるから、それまではゆっくりしてねって感じでした。
はい。
またまた長くなったけど、入院生活は思ったより快適で、日に日に動けるようになりました( ^ω^ )
この後、リハビリとかいろいろあるんだけど割愛。
当初は2〜3週間入院と言われてたけど、結局10日間で退院しました。
入院中食べては眠る、食べては眠る、の繰り返しだったので、無事大きくなってお家に帰ってきました。
痛み自体は痛み止めでなんとかなるし、入院生活は結構楽しかったです。
これで抗がん剤も含めて、大きな治療は終わり!
長文お疲れ様でした。
次回また!