大きな病院へ!(2016/09/28)

体験談

今日の夜に、乳腺外科のクリニックから留守電が。
「〇〇病院の予約が取れました。9月30日の朝8時半からです。明日の夜には手続きの書類なんかも揃うので、取りに来てくださいね」

……え?
おもってたよりはやっ!!Σ(゚д゚  )
予約が取りづらい病院って聞いてたけどそんなことなかったのか??
もしかしたら、危ない状態だからはやく予約入れてくれたんかな〜、とか考えたりして。

今日の仕事の帰り道、ふっつ〜に歩いてただけなんやけどね、急に涙が……
わー!きたきた!いや、けど歩きながら泣いてる人って、それもうホラーやんあかんて!…>_<…
と思いながら、歩道橋を歩く。
歩く。
気づいたら、いつも降りる階段を通りすぎてて自分で引く。
こっちから帰るのはじめてやな〜、ってまたぼーっと歩く。
いつも聞いてる曲がイヤホンから流れてくる。
何気ない歌詞でまた涙が込み上げる。一切涙流れてへんけど。むしろ、なんか青春ソングやねんけど泣く要素どこにあるの?てかんじやねんけど。

でも泣けてくる。

自分はガン患者なんだ。

これからいろんな人の力を借りて、まず生きるってことを頑張らないといけないんだ。

信頼できる先生と出会えるのか?


治療はうまくいくのか?耐えられるのか?


うまくいったとして、5年後、10年後の生存率は?ちゃんと元気で生きていられるのか?


その間、仕事は?誰かに頼らないと生きていけない?


お金は?生活していける?


もし転移、再発したら?


そのときまた戦う気力があるのか?


結婚なんていまは考えられない?


自然妊娠はもう望めない?


身体が治ったとき、何を楽しみに誰と生きていくのか?

こんなことになっちゃってごめんね、という以外の言葉が出ない。

けどこれもたぶん、浮き沈みの一端で明日にはケロッとしてるはず。
冷静な自分もちゃんといる。人間って不思議〜(。-_-。)

ひとりで生きていくこと、自分のことは自分で決めていくこと、当たり前の権利だと思ってたけど、そんなことないんだな。

乳がんになって気づくこと、忘れないようにしないとですね。

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